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ジョン・ウォーターズ監督が選ぶ、2017年のベスト映画10本

 
「ベイビー・ドライバー」

[映画.com ニュース] 作家、アーティストとしても活躍する異才ジョン・ウォーターズ監督が、2017年に自身が見た映画のベスト10を米Artforum誌のウェブサイトに発表した。このリストは毎年恒例となっている。

第1位は、エドガー・ライト監督の「ベイビー・ドライバー」。iPodを聴きながら、天才的な運転スキルで犯罪者の逃走を手助けする「逃がし屋」のベイビー(アンセル・エルゴート)が、一度は犯罪組織から足を洗ったものの、恋人(リリー・ジェームズ)の存在を嗅ぎつけた元ボスによって、再び強盗計画に担ぎ出される。

昔ながらのカーアクション映画であり、気軽に楽しめるポップコーンスリラーでありながら、アート作品としても完成度の高い本作は、世界興収2.2億ドルを突破。ウォーターズ監督は主役のエルゴートを、まるで「サタデー・ナイト・フィーバー」のジョン・トラボルタのようだと評している。

また、第2位には、1973年に旧チェコスロバキアで群衆の中にトラックで突っ込み、8人を轢き殺して死刑になった22歳の女性オルガ・ヘプナロバを描いた「I, Olga Hepnarova(英題)」が選出された。

ランキング・トップ10は以下の通り。

1.「ベイビー・ドライバー」(エドガー・ライト監督)
2.「I, Olga Hepnarova(英題)」 (ペトル・カズダ&トマーシュ・バインレプ監督)
3.「The Strange Ones(原題)」(クリストファー・ラドクリフ&ローレン・ウルクスタイン監督)
4.「ノクトラマ 夜行少年たち」(ベルトラン・ボネロ監督)
5.「ワンダーストラック」(トッド・ヘインズ監督)
6.「エリザのために」(クリスティアン・ムンジウ監督)
7.「嘘の天才 史上最大の金融詐欺」(バリー・レビンソン監督)
8.「Lady Macbeth(原題)」(ウィリアム・オールドロイド監督)
9.「Wonder Wheel(原題)」(ウッディ・アレン監督)
10.「トム・オブ・フィンランド」(ドメ・カルコスキ監督)