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元乃木坂46・深川麻衣、銀幕デビュー!初主演映画が東京国際映画祭で上映決定

 
主演で銀幕デビューを果たす深川麻衣
(C)2017映画「パンとバスと2度目の
ハツコイ」製作委員会

[映画.com ニュース] 元「乃木坂46」の深川麻衣が、恋愛映画の旗手として知られる今泉力哉監督の最新作「パンとバスと2度目のハツコイ」に主演し、銀幕デビューを果たしていることが明らかになった。深川にとって映画初出演となる今作は、10月25日に開幕する第30回東京国際映画祭(~11月3日)に特別招待作品として出品されることが決まり、ワールドプレミア上映(期日は未定)されることも発表された。

深川は、「乃木坂46」一期生としてメンバー入り。14thシングル「ハルジオンが咲く頃」では初のセンターを務めるなど人気を博すなか、昨年6月に卒業し、女優に転向。舞台「スキップ」では主人公を演じるなど幸先の良いスタートを切っており、今回の銀幕デビュー作でどのような演技を見せているのか、関係者の多くが注目を寄せている。

劇中で演じるパン屋勤務の市井ふみは、「私をずっと好きでいてもらえる自信もないし、ずっと好きでいられる自信もない」という、独自の結婚観を持っている。難しい役どころだが、「私の周りでも小学校からの親友が去年の夏に入籍したりと、結婚する友達が増えました。そういう点では、恋愛や結婚は身近なテーマだったので、友達の話も重なる部分があったりして、とても“ふみ”の抱えている疑問や気持ちが理解しやすかったです」と語る。

映画は、パン屋で働くふみがある日、中学時代のハツコイの相手・湯浅たもつ(山下健二郎)と偶然再会したところから始まる。ふみはプロポーズされたものの結婚に踏ん切りがつかず元カレと別れたばかり、たもつは離婚した元妻のことを今でも忘れられない……、“こじらせ”まくる2人が織り成す“モヤキュン”恋愛群像劇だ。

撮影を終えた深川は、演じてみて難しかった部分について振り返り「今泉さんの描く作品はナチュラルで、繊細で、温かいイメージがあって、この『パンとバスと2度目のハツコイ』も会話の間や言葉の端々にとても優しい時間が流れている作品だと思います。だからこそ、人間の裏で抱えている本音とか裏腹さがすごく生々しく見えたりするので、その表面と内面の気持ちのずれを表現するのがとても難しかったです」と胸中を明かしている。

一方、たもつに扮した「三代目 J Soul Brothers」の山下健二郎は、「今泉監督の世界観を肌で感じる事ができたので、自分にとってとても貴重な時間でした! 役者をやるにあたって何かとても大切なものを得た作品だったので、感謝しております」と手応えをにじませる。メガホンをとった今泉監督は、2人を「深川さんはもちろん乃木坂の頃から知っていて、その穏やかさ、真面目そうなところ、気を遣いすぎそうなところなどが(どれもイメージですが)ふみにぴったりだったと思います。山下さんにも同じことを感じました。すごく誠実で実直でどこかチャーミング。たもつそのものだったと思います」と称えている。

なお、今作には伊藤沙莉、志田彩良、安倍萌生、勇翔、音月桂が出演。主題歌は、Leolaの「Puzzle」に決まっている。「パンとバスと2度目のハツコイ」は、2018年2月17日から全国のイオンシネマで公開。