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「パトレイバー」実写化? ジブリ鈴木Pの暴露に、押井守監督あたふた

 
トークで盛り上がる押井守監督と鈴木敏夫プロデューサー

[映画.com ニュース] ニコニコチャンネルに押井守監督の公式チャンネル『押井守の「世界の半分を怒らせる」。』が開設されたことを記念して9月17日、押井監督がニコニコ生放送に初出演。「イノセンス」(2004)でタッグを組んだスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーとともに、約90分にわたりトークを繰り広げた。「この3年間はヒマでヒマで仕方なかった」とぼやく押井監督に対し、鈴木氏は「そういえば『パトレイバー』をライブアクション(実写)でやるの?」と突然暴露。鈴木氏はある関係者から聞いたといい、押井監督も「誰から聞いたの?」とあたふたしていた。

鈴木氏は自身が宣伝プロデューサーを務めた「イノセンス」について、「終盤で(主人公の)バトーがそれまでと全然違う芝居をするでしょ。これ、押井さん、ちゃんと見てるのって思った」と一貫性がないキャラクターの演技に違和感を覚えたと述懐。これに対し、押井監督は「敏さん(鈴木氏)はキャラクターとストーリーにしか興味ないから。ジブリは感情移入こそがテーマだから、それでいいけど、すべてのアニメがそうである必要はない」と反論し、「大切にしているのは画面構成だったり、映画的な構造だったり、つまりは世界観」と持論を展開した。

視聴者から「好きなジブリ作品は?」と質問された押井監督は、「ラピュタ……。いやハウルかな」と宮崎駿監督の「ハウルの動く城」(2004)をチョイス。「戦場でボロボロになりながら戦うハウルを通して、男には妻にも子どもにも見せられないダークサイドがあることを宮さん(宮崎監督)が初めて描いた。ストーリーとしては滅茶苦茶な映画だけど、表現も円熟している」と分析した。

リラックスした雰囲気で、両氏は互いの作品製作に対する姿勢や人生観を交わし、盟友同士ならではのトークで、生放送を大いに盛り上げていた。